去年の8月に突然エアコンが故障・・・
すぐに直してもらえず、5日程エアコンなしで過ごした苦い経験がある管理人です。
あまりの暑さに、エアコンなしでも涼しくできないかと、部屋を涼しくする方法(クーラー以外)やアイテムを必死で探して、本当に大変でした。
その時に結構いろいろな方法が見つかり、エアコンと併用したらもっと部屋を涼しくできることがわかったので、今年も活用していくつもり。備忘録も兼ねてご紹介しますね。
エアコンない部屋を涼しくする方法を探してる人も参考にしてください。
エアコンない部屋を涼しくする方法
エアコンなしでも部屋を涼しくするには、まず室温をできるだけ上昇させないことが大切。そのためにすぐにできる方法や部屋を涼しくするアイテム をご紹介します。
カーテンと窓用フィルムで断熱する
部屋の温度をできるだけ上げない為には「日光を遮断する」のが一つのポイント。窓から差し込む日差しによる太陽熱は室温を上昇させる最大の原因です。
そこで窓の遮光、遮熱対策が大切。
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遮熱効果のあるガラスに取り替える。
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窓の外に日よけ(サンシェード)を取り付ける。
等が有効ですが、手間とお金がかかるのが難点。
手っ取り早いのは、
遮光カーテン・遮熱カーテン・遮光・遮熱フィルム等を活用すること。
上記と比較すれば費用も安いですし、あまり手間もかからない方法といえます。
遮光カーテンというと一昔前は結構お高いカーテンでしたが、最近は驚く程安くネット通販でも買えるようになりました。また、遮熱、遮光フィルムも通販で必要なサイズが買えて、自分で窓ガラスに貼れます。
暑い時期は遮光カーテンをひいておけば、多少の薄暗さはあっても、室内温度の上昇はそこそこ防げるので是非とりいれたい方法です。遮光フィルムも併用すれば、更に遮熱効果がアップします。
遮光カーテンは寝室につけるのが一般的でしたが、近年の暑さに対応してリビングでも使用されるようになっています。それに伴い、黒やダークブラウンといった濃厚色以外に、ブルーや白などの明るい色の遮光カーテンも増えてきています。
遮光カーテンには「日本ファブリックス協会」により遮光性能等級がつけられています。
JIS規定の遮光性試験A法で、遮光率99.40%以上となったカーテンを
- 3級~99.40~99.80%未満
- 2級~99.80~99.99%未満
- 1級~99.99%以上
と分類して、遮光マーク表示を認めています。
この遮光マーク表示は遮光カーテンを選ぶ際の目安になるでしょう。
窓を開ける
風通しの悪さは熱をこもらせ、室温を上昇させます。
風通しをよくする為にも窓を開けましょう。できれば、
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2ヶ所開ける(向かい合ってる窓ならベスト)
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1ヶ所しか窓がない部屋はドアを開ける
のがおすすめです。

1ヶ所しか窓がない場合、ドアだけでなく玄関も開けるのがいい(チェーンをかけてドアストッパーを使いながら)とされますが、それでも防犯上も害虫対策上もあまりやりたくありませんよね・・・管理人はこれはやらないかな。
もし向かい合った窓を開けていても、
外が無風に近くて全然風が入ってこないという場合は、
- 片方の窓の外に向かって扇風機を回す
ことでもう片方の窓から風が入ってくるそうです。これは是非やってみたいですね。
扇風機を工夫して使う
エアコンがない部屋やエアコンを使いたくない時間帯には扇風機をうまく使いたいもの。
扇風機を回す時に次のような工夫をすると風が少し涼しくなります。
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扇風機の前に凍らせたペットボトルを置く
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扇風機に濡れタオルをかける
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濡れたタオルにはハッカ油(ミントオイル)を染み込ませる(スーッとして涼しく感じる)
よしずやすだれを窓の外側にかける
窓の外側によしずやすだれをつけると、カーテンだけで遮光、遮熱するよりも更に効果が高まります。
100円ショップでも購入できますので(サイズは限られますが)、取り付けられる窓には試してみて下さい。
自分の体温を下げて涼しくする
自分自身の体温を下げると涼しくなれます。体を冷やす方法や上手に利用すれば涼しくなるかも、と思った暑さ対策グッズをピックアップしてみました。
水風呂に入る
水風呂に入ると体温が下がり、体がかなり涼しくなりますが、入り方には注意が必要です。
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入る前に手先、足先⇒腕⇒下半身に水をかけて体を水温にならしていく
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下半身からゆっくりつかり慣れたら肩までつかる
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無理して全身をつけなくてもよい
いきなり水風呂に入らなくても、シャワーを徐々にぬるくして水を浴びるのでもOKです。
保冷剤で体を冷やす
保冷剤や水を入れて凍らせたペットボトル、ぬれタオルなどを体にあてて、血液を冷やすと体が冷えて涼しくなります。
冷やすと効果的な部位は、
- 首
- 脇の下
- 膝裏
- 太股の内側
- 足首
- ひじの内側
など皮膚が薄い部位。
保冷剤やペットボトルが冷たすぎる時はタオルを巻いてあてます。
体を冷やす食べ物を食べる
暑い地域が産地、夏に旬を迎える多くの野菜に期待できると言われる「体を冷やす効果」も積極的に活用したいですね。
体を冷やすといわれる食べ物は、
きゃべつ、レタス、小松菜、きゅうり、なす、トマト、もやし等の野菜、夏が旬のスイカやメロン、バナナ、オレンジ、パイナップル、マンゴーなどの南国フルーツ、お酢、白砂糖等の調味料など。
さすがに白砂糖や果物は糖分が多いので摂りすぎ注意ですが、生野菜などは積極的に食べたいですね。特にお酢を使ったキュウリのピクルスは作り置きできるし、疲労回復効果もあるのでおすすめです。
涼しい素材の衣類を着る
汗をかいた時に、汗が蒸発しやすい素材、そして襟元や袖口がゆったりとして通気性の高いデザインの洋服の着用で皮膚温度を下げましょう。
麻やリネンは肌にまとわりつかず、速乾性があるので快適です。またユニクロのエアリズムなど吸湿・放湿効果の高い機能性インナーやアウターを上手に利用するのもいいでしょう。
冷却タオルを首に巻く
気化熱を利用して「濡らしてしぼって振る」とひんやりするタオルを使えば、体を冷やすことができます。保冷剤同様、皮膚の薄い部分に当てるのが効果的(管理人は首に巻いていました)。
ぬるくなったと思ったら再度振るだけで(乾いていたら濡らして絞ってから)また冷たくなります。
繰り返し何度でも使えて経済的です♪
店頭販売でも大人気、コパコーポレーションの夢ゲンクールタオルはこちらの記事で紹介しています。
冷感敷きパッドに寝る
寝苦しさを和らげてくれる、接触冷感敷きパッドを使うと、体感温度が下がってかなり快適です。
特殊素材で、肌が触れていない部分は自然に冷却効果が復活、繰り返し使える点も便利。
様々なサイズがあり、布団やベッドの上だけでなく、床やソファの上に敷いて使うこともできます。
扇風機(ハンズフリーファン)を首にかける
首掛けタイプのコンパクトなハンズフリー扇風機も熱中症対策アイテムとして人気です。
顔や首などに送風を続ければ(ほとんどが角度調節可)暑さもかなり和らぎそう。家事や在宅ワーク中にもかなり活躍してくれそうなアイテムです。
想像したより涼しい!という声が目立ちました。
涼しいアロマを活用する
香りに癒やし効果のあるアロマですが、
その中でもペパーミントの香りは嗅ぐだけで体感温度が4℃下がるそう。
室内外の気温が高い真夏に、
- ペパーミントを嗅いでから手を水に入れると嗅ぐ前より冷たく感じる
- 部屋にペパーミントアロマを置くと不快と感じる率が下がる
という実験結果もあるほど、ペパーミントには「体感温度を下げる」効果があるようです。
扇風機の前にハッカ油を染み込ませたタオルをかけると涼しく感じるというのも同じ原理による効果ですよね。暑い時期には部屋にペパーミントのアロマを置いて体感温度を下げましょう。
おわりに
エアコンない部屋を涼しくするには、
- 遮光/遮熱カーテン
- 遮光フィルム
- 扇風機
- よしずやすだれ
等を活用して部屋の暑さ対策をすること。
そして
- 水風呂
- 直接体に冷たいものを当てる
- 体を冷やす食べ物を食べる
- 涼しい衣類を着る
- 冷却タオル、冷感敷きパッド、首掛け扇風機、アロマ
等で自分の体を冷やし、体感温度を下げることで、かなり暑さが和らぐのではないかと思います。
部屋と自分の暑さ対策で少しでもエアコンを使う時間を短くしたり、温度高めの設定で過ごせれば、節約にもなりますし、体のためにも理想ですね。
今回紹介したエアコンない部屋を涼しくする方法は、エアコンが故障したとき、エアコンなしでも涼しくできないか?と結構真剣に調べた情報をまとめたものですが、他にもいい方法があったら追記していきたいと思います。