超希少!国産の七面鳥を発見!
今年のクリスマスは四万十ターキーで決まり!
満天 青空レストランで放送(11/30)されるみたいです!
七面鳥といえばクリスマス!ですが、材料の殆どは外国産なんだそう。ですが、実は超レアな国産のターキーがあるのをご存知でしょうか。それが四万十(しまんと)ターキー。
産地は高知県高岡郡中土佐町大野見地区。
このすごく珍しくて稀少なしまんとターキーは七面鳥はどうもパサパサしてる、というイメージ覆すジューシーさとそのボリュームで注目されているんだそう。
なんだか食べてみたいですよね。そこでこの四万十ターキーについて、どこで買えるのか、値段や味の感想などについて詳しく調べてみたんです。
しまんとターキーの産地、大野見地区とは?
四万十ターキーが飼育されているのは、
高知県高岡郡中土佐町大野見地区(旧大野見村)というところ。
高知県中西部の山間部に位置し、地域の多くは山林という環境。2006年に隣接する中土佐町と合併し、大野見村は廃止となりました。
大野見地区内には四万十川が蛇行し、両側に集落が点在、緑豊かな山野、海、海岸線など自然環境に恵まれた地域です。寒暖差が大きい為、美味しいお米の産地としても有名。
この大野見地区では約50年程前から七面鳥の飼育が行われています。
当時は現在よりもはるかに七面鳥の需要があった時代で、全国的にも七面鳥を飼育している地区はずっと多かったようですね。
そんな大野見地区でも、需要の減少と高齢化の波に押され、現在では七面鳥を飼育しているのは僅か数軒となっています。
しまんとターキーの特徴
長年に亘る経験によって積み重ねられた方法で飼育されるしまんとターキーは、サイズ、味ともに外国産とは比較にならないと言われます。
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四万十川の清流を与える
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地域で獲れる新鮮な野菜、米をエサに与える(特にニラ)
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斜に檜の鉋屑を敷き詰めて快適な飼育環境
このように、十分な生育環境を与えられた七面鳥はストレスなく健康に育ちます。
しまんとターキーは年間を通して飼育スケジュールが決まっており、だいたい1~3月に生まれ、1年で生育、出荷時期は生後10~12ヶ月程度だそう。(大野見地区で飼育される七面鳥は年間わずか数百羽となっています。)
驚くのはそのサイズで、雄は10キロ以上!
大きいと15キロ以上にも成長するため、加工後の丸鶏サイズでも明らかに大きい。
体格が大きいため、当然のこと、全ての部位が大きく、レバーは200g!
大きいけれど味わいは滋味深く、ジューシーでアミノ酸の旨みがたっぷり。
クリスマスターキーとしてだけでなく、
焼き鳥にしても、ミンチにして使っても、とにかく美味しいと評判。
完売(´- `*) pic.twitter.com/upbqbtxr0N
— 大野見七面鳥生産組合@タンパク質🦃 (@shimanto_turkey) November 3, 2019
ちなみに、中土佐町では「地産地消」の給食に、四万十ターキーを使い、「しまんとターキーごはん」「ターキーコロッケ」などを提供中。
このターキーコロッケを採用し給食メニューは、農林水産省主催「地産地消給食等メニューコンテスト(第10回)」で最高位の文部科学大臣賞を受賞しています。
- 106kcal
- 水分 74.6g
- たんぱく質 23.5g
- 脂質 0.7g
- 炭水化物 0.1g
- ビタミンB6 0.72mg
- ナイアシン 7.0mg
七面鳥は鶏のささみより高タンパク低脂肪で、たんぱく質、ビタミンB6、ナイアシンの含有量が高いんですね。
大野見七面鳥生産組合・松下昇平組合長の取組み
現在、数軒まで減ってしまった七面鳥生産者とともに大野見の七面鳥を全国に発信し、地域興しの目玉にしたい!と尽力しているのが、松下昇平さん。
【今日のタンパク質】
七面鳥のタンパク質含有量は、、
23.5g
来週もお楽しみに〜っ☺️#タンパク質 #大野見 #大野見七面鳥生産組合 pic.twitter.com/kt9TjyvKaF— FM高知 【Hi-Six】 (@hisix_fm) September 9, 2019
実は松下さんは日本体育大学卒、大阪出身の陸上選手。トライアスロン大会で大野見地区を訪れてしまんとターキーに興味を抱き、移住してきたんだそう。
松下さんは大野見七面鳥生産組合の組合長をつとめ(生産者ではない)、全国に四万十ターキーを広めるべく、日々奮闘中。多くの人に美味しい四万十の七面鳥を知ってもらう為に、イベントなどに積極的に参加、焼き鳥を提供しながら普及に尽力。
どんどん焼き上がっております!#ご当地キャラまつりin須崎 #しまんとターキー#大野見七面鳥生産組合 pic.twitter.com/yfC79NV1dr
— 大野見七面鳥生産組合@タンパク質🦃 (@shimanto_turkey) September 9, 2017
現在、四万十の七面鳥に含まれる栄養成分(イミダゾールペプチドなど)を分析中で、2020年の東京オリンピックに剥けて、アスリートにとっていっそう喜ばしい食材として提供できるかどうか、の可能性も模索しているそうです。
四万十ターキーはどこで買える?
さて、年間数百羽しか飼育されていない、四万十ターキーですが、どこで買えるのでしょうか?管理人が調べてみた結果では現在次の2ヶ所で購入できることになっています。
うまいもんドットコム
うまいもんドットコムでは、
「希少な国産七面鳥 四万十ターキー 丸1羽(中抜き)(4〜4.5kg) 」
を期間限定で販売。
昨年の販売期間は11月10日~12月18日、14800円(税込)でした。
この四万十ターキーは、
”1~3月に生まれ、1年で生育、出荷時期は生後10~12ヶ月程度”
ですので、上記販売期間となっているのだと思われます。
毎年販売が楽しみですね。
CHECK>> 四万十ターキー 丸1羽 [うまいもんドットコム]
大野見七面鳥生産組合
こちらも発売時期が限定されているようで、上記の通り、晩秋以降の発売と予想されます。
産直の通販ですね。
CHECK>> 大野見七面鳥生産組合
クリスマスにはターキー♪売れ筋ランキング
四万十ターキーを取り寄せて、お家でローストするのもいいですが、
そんな大きいオーブンがないとか、
管理人のように腕に不安があるとか、時間がないなら・・・
通販でクリスマスターキーをお取寄せするのもアリです。
そこで楽天市場で人気のローストターキーをピックアップしてみました。
フランス産Aクラス ローストターキー(2㎏ 2~3名用)
フランスから取り寄せた特選Aクラスのターキーを鶏専門店がじっくり焼き上げたローストターキー。
醤油ベースのたれも評判が良く、楽天市場内で一番レビュー件数の多い人気のローストターキーがコレ。湯煎で温めるだけの手軽さもいいですね。
- 鶏肉より味がしっかりしていて美味い!
- アメリカ人の夫が喜んでくれた。
- 味付けが◎、オーブンでパリッとさせて美味。
- 残った骨で最高に美味しいスープがとれた。
- 毎年注文、味付けが程良く満足。
スモークターキー七面鳥(X’mas焼印入)
桜のチップでじっくり燻した、スモークターキーはローストとはまた違った美味しさ。加熱なしでそのまま味わえるのも便利。
残った骨柄は翌日スープで煮出すと格別の美味しさのようです。
- 肉の味がしっかり、パサつきなし、ジューシー!
- 骨でとった出汁で作る年越しそば、お雑煮が最高の出来映え!
- 今まで買ったスモークターキーの中で一番。
- 思ったより大きくてコクのある味に大満足。
スモークターキー(燻製 七面鳥)約2kg
インスタントではなく、4日間も熟成させてじっくりスモークしている、本格的な肉専門店の手作りのスモークターキー。特性の調味料を使い、一羽一羽丁寧に仕上、真空パックで届けられます。
湯煎で温めればできたての味!
レビュー件数は32件と少なめながら、
リピーターが多く、総合評価4.88と大好評のスモークターキーです。
- 去年も今年も美味しくいただきました。
- 柔らかく、とても食べやすい。
- 昨年と変らない品質に大満足。
- スモークの方がより深く肉の味わいが感じられる。
スモークターキーレッグ(1本380~480g合計約2キロ)
1本あたり400~500gとかなり大きなスモークターキーレッグが5本セット。写真で見ればわかりますが、相当大きいですね。
丸々1羽も豪華ですが、レッグも味はいいし、食べやすそう。
名古屋コーチン・匠赤どり専門店が選ぶターキーなので信頼感もあります。
コスパを重視するなら、レッグもアリ、です。
ちなみに、「某テーマパークの味と同じ、というレビューがかなり多いですよ。」
レビュー件数288件とかなり多い上に、総合評価4.54と高評価!
- 思い出の味がお家で食べられて最高!
- 大きくて食べ応えがあり、味もちょうどいい。
- クリスマス用なのにその前に食べてなくなりそう…。
- スモークの具合、塩加減、いずれもちょうどよくて美味。

探してみて気付きましたが、調理済ターキーは少ないですね。更にローストターキーは販売店舗が本当に少ないです。
スモークターキーの方が多いので、
一番上で紹介したローストターキーは稀少かもしれません。
【追記】満天 青空レストランにしまんとターキーが登場!
11/30放送の満天 青空レストランでしまんとターキーが紹介されました。想像通り、大野見七面鳥生産組合の組合長・松下昇平さんが名人として登場。ゲストはバイきんぐのお二人。
四万十ターキー愛に溢れた松下さんが焼く、焼き鳥をはじめ、番組で放送された、四万十ターキーを使った料理の作り方を紹介します。
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焼き鳥
もも肉を塩で焼いた焼き鳥を食べた、宮川大輔やバイきんぐのお二人は、「脂がスッキリ、さっぱりしてる」「めちゃジューシー」「歯ごたえがしっかり」と感動。
その他、お酒のアテにおすすめという「ぼんじり」は脂が上品、砂肝はニワトリよりコリコリしてる、レバーはくせがない、などの感想が聞かれました。
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ささみのトマトチーズ
ささみをフライパンで塩・コショウして炒めたら、トマトとチーズをトッピングしてオーブンで焼くだけ。こちらは、ささみの味が濃い、香りがいいという感想。
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お湯でしまんとターキーの骨をネギ・生姜と一緒に3時間煮たら、濾して鶏ガラスープを作る。
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鶏ガラスープを塩と醤油で味付けし、もも肉、豆腐、ネギ、春菊、にんじんを加える。
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しまんとターキーコロッケ(給食コンテストで文部科学大臣賞受賞)
玉ねぎと手羽元ミンチを炒めて、醤油、砂糖、みりんで味付けし、おからとマッシュしたジャガイモを加えてタネを作る。⇒パン粉をまとわせ油で揚げる。
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しまんとターキー丸焼き
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しまんとターキー全体に塩をもみ込み、1日冷蔵庫で寝かせる。
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1時間半オーブンで丸焼き。
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ソースは塩漬けしたみじん切りのタマネギにホワイトバルサミコ、オリーブオイル、ケッパー、トマトを合せたら完成。
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焼けたしまんとターキーの丸焼きを切り分け、ソースをかけて頂く。
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とり鍋
みなさんの食レポを聞いていると、しまんとターキーは歯ごたえがあり、味が濃くジューシー、だけど油がすっきり上品な味わい、といった印象です。
かなり肉質が良く、野性的で肉肉しい、そして上品・・・ますます食べたくなりました!
おわりに
四万十ターキーは、現在生産数が年間数百羽と非常に稀少なブランド国産七面鳥。
今後、成分分析結果次第では、鶏以上に付加価値が高い食材として脚光を浴びそうです。
四万十川の美しい水や高知県のニラ等の野菜で健康に育った四万十ターキー、もし手に入ればかなりゴージャスなクリスマスのメインディッシュになりそうです。
これからの四万十ターキーの躍進にも注目していきたいと思います。