鉄分不足を感じてから、サジージュースを愛飲中の管理人です。ダルダル感がうすれただけでなく、朝のスッキリ感やすっぴん肌の自信も取り戻しつつあり、サジー効果を実感中♪
ただ、このような効果を実感した娘達も一緒に飲むようになり、消費量が3倍に・・・
サジージュースは飲み続けたいのですが、もっとコスパよく鉄分チャージできる方法も試していきたいと思って、色々探してた時に見つけたのが「鉄玉子」という卵の形をした南部鉄器。
鉄鍋や鉄の土瓶はお手入れが面倒そうで敬遠してましたけど、鉄玉子はやかん等に入れて煮るだけ!これなら簡単だし、それに値段も安いので、是非使ってみたくなりました。
そこで購入前に鉄玉子の効果や使い方、実際に使っている人の口コミ等をチェックしてみることにしました。
鉄玉子とは?
鉄玉子とは、卵の形をした南部鉄製品のことなんですね。この鉄玉子を入れてお湯を沸かすと、鉄分がお湯に溶け出し、調理や飲み物に使うと気軽に鉄分補給ができるというすぐれもの。
やかんや鍋より手入れも楽だし、コンパクトサイズで扱いやすいことからロングセラーとなっています。
ちなみに、鉄玉子は1988年、坂本英三氏によって製造発売されたアイディア商品。発売当初は売れなかったそうですが、その後徐々に売り上げが上昇、鉄不足に悩む人達の人気商品に成長してきました。
鉄玉子は沸かしたお湯に入れて利用するだけでなく、
- ご飯を炊く時に炊飯器に入れる
- 味噌汁や鍋物などの料理を作る時に入れる
- ぬか床に入れる
- 黒豆を炊く時に入れる
等、そのまま料理に使うととても効果があるそう。使い方はいたってシンプルで簡単ですね。
鉄玉子には本物の卵のような立体型と転がらない薄型があります。
本物の卵のようなころんとした形をしているタイプ(↓最安値)がこちら。
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立体型はつかみづらくてお湯から取り出しにくい、転がって危ない、などの理由からだと思いますが、平らな薄型も発売されています(↓最安値)。
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南部鉄で作られた人気キャラクターものもあります。(玉子型ではないので鉄玉と呼ばれているようです)

沸騰直後の熱々の鉄玉子を取り出すのは危ないので、ころんとしてる立体型より、平らな薄型の方が安全ですね。
また、キャラクターものは可愛いけれど、凹凸が多くてサビた時の手入れが面倒そうです。購入するなら平らな卵型が一番いいのでは。
鉄玉子の効果は?補給できる鉄分量は?
水分に溶け出す鉄分を手軽に補給できる、これが南部鉄器のメリットですが、鉄玉子からはどのような種類の鉄がどれだけ溶け出し、どれくらいの鉄分補給効果が期待できるのでしょうか?
鉄玉子から溶出する鉄分の量
管理人と二世帯同居してる義母が好きで買い続けている「栄養と料理」という雑誌に、鉄玉子でお湯をわかした時の鉄量検証実験が掲載されていました。(義母に鉄玉子の話をしたら、この雑誌を引っ張り出してきて、鉄玉子がいいらしいという話を始めたんですよね・・)
この記事によると、
鉄玉子を入れたステンレスのやかんで水道水1リットルを沸かした結果、
そのお湯に溶け出した鉄量が0.045mg
だったとのこと。
鉄玉子をやかんに入れて水を沸騰させれば鉄分が溶け出したお水が作れるというわけです。
また、水に溶け出す鉄量は加熱時間に比例するようですので、沸騰したらすぐ取り出してしまわず、数分間鉄玉子を煮るとよいのではないかと思います。
鉄玉子から溶出する鉄の種類
鉄分には、
- 二価鉄(ヘム鉄)
- 三価鉄(非ヘム鉄)
の2種類があり、二価鉄は三価鉄の5~6倍吸収されやすい鉄分。
南部鉄から溶け出す鉄は二価鉄の割合が非常に多く、吸収されやすいのが特徴だそうです。
管理人のように鉄分不足を解消する為に使うなら、二価鉄が多く溶け出す鉄玉子はかなりおすすめ、ということになりますね。
鉄玉子体験レビュー~鉄玉子を購入して使ってみました
鉄玉子があれば、吸収されやすい二価鉄が補給できることがわかったので、早速購入することに。
転がらない平らな薄型鉄玉子、表面に「令和」とか「龍」とかの模様がない、つるんとした無地を買いました。
↓↓↓こちらの店が送料も入れて最安値でした。
鉄玉子が届きました
こんな封筒でポストに届きました。薄型なので宅配便ではなくメール便で送付されます。
内容物は鉄玉子、納品書のみ。その他のちらし等は入ってません。シンプルです。シンプルなのは好印象ですが、肝心の鉄玉子の使い方や使用上の注意点なんかが書かれた紙すら入っていないのは不便かも。
水を入れた鍋ややかんに、鉄玉子を入れて沸騰させるだけ、なのは分かってますが、沸騰させる時間とか、その後のお手入れとかよくわからないですよね。

箱は名刺大の大きさ、意外に小さいです。

これが薄型の鉄玉子です。

横から見るとこんな感じ、本当に薄型です。

今まで気付きませんでしたが、鉄玉子を持ってた指が煤がついたみたいに真っ黒です。ちょっとびっくりしました・・・よく見たら、鉄玉子が入っていたビニール袋も黒い汚れがついてました。
果たしてこのまま使ってもよいものか迷ったので、購入したショップさんに電話してみました。
すると、
「鉄玉子は砂と油を混ぜた鋳物の型で作っていて、その汚れが鉄玉子の表面に残っています。使う前にスポンジでこすって洗い流してください。」とアドバイスしてもらいました。
あと、鍋で煮出す予定なのでその使い方についても質問してみたところ、
「沸騰すると対流がよくなって鉄分が溶け出しやすくなるので、沸騰してから3~5分くらいはそのまま煮出してください」とのことでした。
鉄玉子を煮て白湯を作りました
鍋に水と鉄玉子を入れます。水の量はだいたい1リットルくらい。

ここから5分間沸騰させました。

このニトリのトング、つかみやすくて良いです。滑らないでがっちりホールドできます。
鉄玉子はものすごい熱くなっているので火傷注意です。

すぐにお皿に載せました。まだ熱々なので、瞬時に水気は蒸発してカラカラになってます。

少し待ってからキッチンペーパーでくるみました。
先ほど販売店に電話した時に、保存方法について聞いてみたところ、
「沸騰させ終わったらすぐに取り出して乾かしてください。この時、シンクやステンレスのバットなど金属に乗せると錆びやすくなるので、陶器など高温に強い金属以外の素材に乗せることが大事です。
熱い状態だとすぐに水分が蒸発しますから、なるべく熱いうちに取り出すことがおすすめです。火傷に注意して保存して下さい」
とアドバイスしてくれました。
管理人はは「キッチンペーパー」「ラップ」でくるみ、なるべく酸素に触れないようにして保存してる、という口コミを読んだので、キッチンペーパーでくるみ、下の方の引き出しに保存しました(上の方に保存してもし落としたら怪我して危ないと思いますので)。
水道水との味の違いは?
水道水(左)と鉄玉子を5分間煮出した水(右)です。
ぱっと見、全く変化ないですね。こうやって比べれば少し色がついてるとか、何か違いがあるだろうと思って並べてみたんですが、同じですね。変化はありません。
冷めてから飲み比べてみましたが、私には味の違いがわからない。少しまろやかになったかな?程度。鉄分ぽい味がするのかな?と想像していたので意外でしたが、特に何の味もしません。
しかし、夫は「言葉で言うのは難しいけど、結構味が違うと思う」とのこと。
個人差はあると思いますが、殆ど味が変わらないと感じる人が多いのではないかなと思います。
鍋に鉄のサビ?が付いた
洗わなかった鍋の内側が乾いたら、水が沸騰していたあたりは薄茶色になっています。
この薄茶色の部分をティッシュでこすったら、サビがとれました。
水の中に含まれてる鉄分の影響ですよね。水は味も見かけも変わらないけれど、水の中に確実に鉄分が溶け出しているんだなと実感できます。
炊飯器に鉄玉子を入れてもち麦入り白米を焚いてみた
炊飯器にも思い切って入れてみました。煮出した水で炊いてもいいのですが、入れて炊く方が簡単だと思って。これで特に問題なければ毎日使おうと思います。

鉄玉子が白米ともち麦(茶色い方)に埋もれてるww
炊くのは簡単なんですが、鉄玉子の周囲にご飯粒が結構くっついてしまい(なかなか落ちない)、水で洗い流すのが結構手間でした。これを毎日やるのは正直面倒くさいかも。
やっぱり、研ぎ終わった米に、鉄玉子を入れて作った水を使うのが簡単だと思います。
米粒を毎日洗い流すのが面倒じゃないわ、という人は鉄玉子を炊飯器に入れて炊けばOK。お味噌汁とか煮込み料理に使うなら、取り出し後の手入れは簡単かもしれないです。
ちなみに、もち麦入りご飯の味は・・・変化なしと感じました。
鉄玉子の使い方の注意点は?
簡単に使えることが分かった鉄玉子ですが、その他管理人が気になった使い方の疑問について調べてみました。
鉄玉子を水に入れっぱなしにしても大丈夫?
やめましょう。水に入れっぱなしにしておくと錆びてしまいます。沸騰させ終わったら、なるべく早く取り出して乾燥させ、空気に触れないように紙やラップでくるんで保管しましょう。
ただ、どんなに気をつけて保管しても少しずつ鉄玉子は錆びてきてしまうようですが、錆びは人体に影響がないのでそのまま煮て使っても全く問題ないそう。
どうしても錆びが気になる時は、
- 少し湿らせたふきんやキッチンペーパーでこすり取って乾かす。
- 紙やすりを使ってこすり、水で流してから十分に乾燥させる。
- タワシで水洗いしてから乾燥させる。
等を試してみるとよいようです。
鉄玉子に使用期限はある?
鉄器の寿命は50年を超えると言われます。鉄玉子も同様に考えていいのではないでしょうか?
鉄玉子は電気ケトルや電気ポットで使える?
鉄玉子は鍋ややかんで沸かして使うことを前提に作られているそうです。一方、ティファール等の電気ケトルやポットは基本的に水だけを沸かす為に作られているので、中に鉄玉子を入れて沸かすことを想定していません。
このため繰り返し使用していればトラブルの原因となる可能性もあります。(管理人が鍋に鉄玉子を入れて沸騰させている時、鉄玉子がかなり動いて鍋底に当たる音が時々していましたし・・・)
また、水に入れっぱなしにしない方がいいことからも(錆びるので)、保温中のポットに放置するのもおすすめできないでしょう。
もし電気ケトルやポットに鉄玉子を入れて使いたいのなら、メーカーに直接確認するのがベストだと思います。
口コミの評判は?
管理人は鉄玉子を買って良かったと思ってますが、他の人の口コミ評価や使い方などをチェックしてみました。
白湯として飲んでいる
- 白湯にしても味は変わらず気にならないです。
- 鉄とかサビの味は全くしないですよ。
- 白湯の味が水道水だけよりまろやかになってる気がします。
- 確かに鉄っぽい味がするけれど、鉄分取れてる感がします。
お味噌汁作り直接入れてる
- 毎日お味噌汁を作る時に鍋に入れてます。
- お味噌汁に入れてるけれど味も臭いも変わらないです。
- お味噌汁に欠かせない存在として重宝しています。
炊飯器に入れてる
- いつもより美味しく炊けてる気がするけど鉄玉子について米をとるのが面倒です。
- ご飯の色が黄ばんだので、もう入れません。
- 炊飯器に入れてますが、張り付いたお米を取り除くのが手間です。
麦茶を作っている
- やかんに麦茶と鉄玉子を入れて煮だして作ってます。
- 鉄玉子で煮出した水で麦茶を作っています。
保管方法
- 熱いうちにトングで取り出すと、すぐ乾くのでラップで包んでいる。
- 玉じゃくしで取り出して、お皿に乗せて、キッチンペーパーでくるんで保管してます。
- 珪藻土コースターの上に乗せています。
- 多少のサビは気にせず使ってますが、多くなったら紙でこすってる。
疲れにくくなった
- 1ヶ月経過してなんだか疲れにくくなってきたみたい。
- 数日使って、妻が元気に家事できるようになり驚き。
- だるいと感じる回数が明らかに減りました。

白湯、味噌汁、ご飯、麦茶に利用してるという人の口コミがとても多いです。何しろ簡単ですからね。管理人も同感です。
ただし、コーヒー、紅茶、緑茶には鉄分の吸収を邪魔するタンニンが含まれているので使わない方がよさそう(麦茶にはタンニンが含まれませんのでOKです)。
保管方法は管理人がやってるのと同じで、熱々で取り出して乾燥させて、ラップやキッチンペーパーで包んでる人が多いです。
あと目立ったのが「珪藻土コースターに乗せてます」という口コミ。100円ショップやニトリで売ってる珪藻土コースターはコップから出る水滴を吸って乾くから、鉄玉子を乾燥させる為なんでしょうね?
そのまま放置するとサビが増えそうな気がしますが・・・これは管理人もやってみようと思います。珪藻土コースターに乗せておくだけでいいなら、ものすごく簡単ですから。

体調に関しての変化は「疲れにくくなった」「そういえば元気になった」等、健康状態が上向いたという実感がある人が多い印象。
今日飲んで明日変わる、というようなものではないため、ある程度採り続けて「そういえば・・・」という体感があるのでしょうね。
継続は力なり、管理人もサジー&鉄玉子で鉄分摂取生活を続けていこうと思います。(鉄玉子で更なる効果を実感できたら追記予定です)
鉄分補給には管理人も娘達も愛飲してる人気の鉄分美活ドリンク「サジージュース」もおすすめ。
朝の目覚めスッキリ!トイレでもスッキリ快チョー!が我が家の女性達共通の感想です。