実家の母が旅行のお土産に買ってきてくれた、びっくりする程長い大塚にんじん。普通のにんじんより栄養も豊富だし、何より味が素晴らしく甘くてびっくりです。
収穫時期が限られるみたいですが、うちでも取り寄せたくなって、この大塚にんじんについて、特徴や値段などくわしく調べてみました。
まずは、大塚にんじんをお取寄せできるかどうか調べてみたところ、楽天で売ってました!立派です!
大塚にんじんの特徴
大塚にんじんとは、
Wikipedia
とあります。
道の駅なるさわ物産館では
山梨県の特産『大塚にんじん』を販売しています!
大塚にんじんは、「のっぷい」と呼ばれる肥沃できめが細かい土壌で作られるにんじん。濃い鮮紅色で独特の風味と甘さがあり、太くてとーっても長いのが特徴です!
丸々1本での販売は数に限りがありますのでお早めに♪ pic.twitter.com/sK2VANWfje— 道の駅 なるさわ (@michiNARUSAWA) December 27, 2019
のっぷいで育つから長い
もとは群馬県生まれの、この国分鮮紅大長を山梨県市川三郷町大塚地区で栽培したものが「大塚にんじん」と呼ばれています。一般的な国分鮮紅大長は長さ60㎝程ですが、大塚地区で栽培されたものは80㎝~120㎝とかなり長く育ちます。
管理人が実母もらった大塚にんじんも1メートル近くありましたね。
長く育つ理由は大塚地区の「のっぷい」という特殊な土壌にあるんだそう。
のっぷいとは地元で「のっぺらぼう」の意味を持つ土壌のこと。
数千年前の八ヶ岳噴火で火山灰が堆積した土壌は、肥沃かつなめらかな為、人参等の農作物が滋味豊かに大きく育成する傾向にあります。
近年、1m程の深さまで施肥可能な耕作機が導入され、更に長く育つようになっています。
お知らせです。明日の1/20(金)16時台に日本テレビ「ニュースevery」で、大塚にんじんが紹介されます。大塚にんじん料理や加工品などが紹介される予定です。皆様、是非ご覧くださいませ。#日テレ、#大塚にんじん #山梨 #温泉 pic.twitter.com/vJmaOD1TaC
— みたまの湯 (@mitamanoyu) January 19, 2017
栄養価が高く甘い
のっぷい育ちの大塚にんじんは一般的な人参と比べると、
- カロチン(ビタミンA)は1.5倍
- ビタミンB2は3倍
- ビタミンCは2.3倍
とかなり栄養豊富。色も鮮やかで深い甘さが特徴。
食べてみると、なるほど、確かににんじん独特のクセが少なく、ラペにしても、豚汁の具にしても、すごく美味しくいただけました。にんじんが苦手な人でも食べやすい味だと思います。
山梨県市川三郷町から今年も特産品の「大塚にんじん」が届きました!
とっても長〜くて甘〜い、栄養価の高い美味しいスペシャルにんじんです!🥕 pic.twitter.com/NNSRF9NgxX— デコボーカル 【公式】 (@Decovocal) December 25, 2019
収穫時期
収穫時期はだいたい11月~12月のようです。
値段
大塚にんじんの値段を調べてみました。
通販での取扱いは少ないのですが、見つけたのは以下の2種類です。
普通の人参よりはかなり高いですね。
- 楽天市場 約2㎏(4~5本)1700円(税込)送料780円
- JAタウン 約2㎏(4~6本)2100円(税込)送料無料(本州)※2015年参考
山梨県内で購入すればもう少し安いのでは?と思いますが・・・何か情報があれば更新します。
大塚にんじん収穫祭とは?
実は2000年頃には生産農家が3軒と減少の一途を辿っていた大塚にんじん。
そんな大塚にんじんですが、「町おこし」のPR食材として山梨県市川三郷町が栽培に力を入れ、2017年には栽培農家は50軒に回復したそうです。
大塚にんじんの魅力をPRし、市川三郷町全体の活性化や地産地消による農業振興を目的として始められたのが「大塚にんじん収穫祭」です。
今日は山梨県関係人口創出モデル事業ツアーが行われました!
本町で開催された大塚にんじん収穫祭にお招きし、収穫祭や、収穫体験、また大塚にんじん尽くしの昼食を楽しんでいただきました!
大変喜んでいただきました! pic.twitter.com/V6GTP8ckxl— 市川三郷町役場ふるさと納税係【公式】 (@IchikawaFurunou) December 14, 2019
毎年、大塚にんじんの収穫時期に市川三郷町で開催され、
- 大塚ニンジンの販売
- 大塚にんじん品評会
- 試食コーナー(人参めし、人参味噌汁等)
- 収穫体験
といったイベントが行われます。
ちなみに2019年は、
12月14日(土)午前9:00~正午まで
「みたまの湯 駐車場」にて開催されました。
大塚にんじん収穫祭 in みたまの湯✨
にんじん収穫体験
にんじんスイーツ
にんじん炊き込みごはん
にんじんほうとう
ジュース
バタージャム
キッシュ
等々…大塚にんじんをたくさ~ん頂き、楽しいお祭りでした😋
今日から我が家の食卓も大塚にんじん祭りですよ~🥕 pic.twitter.com/o8Wvv6ajSg
— PON🐣山梨の魅力発見ブロガー (@yamanashi_pon) December 14, 2019
イルポッジョ(市川三郷町)で味わえる大塚にんじん
広々とした甲府盆地を眺めながら美味しい食事をゆっくり楽しめるイタリアンとして地元で人気のイルポッジョ。オーナーはイタリアでの修行経験があり、2012年に本場の味を地元に広めたく、イルポッジョをオープンさせたそう。
石窯で焼き上げるピッツァが人気ですが、大塚にんじんの収穫時期には、オリジナルサラダなどで大塚にんじんを美味しく味わえることでも評判です。予約して出かけたい!
IL POGGIO(イルポッジョ)
山梨県西八代郡市川三郷町大塚4461-4
055-269-9433
営業時間:昼/11:30~14:00 夜/18:00~22:30
定休日:木曜日
大塚人参の美味しい食べ方~簡単レシピを紹介
大塚にんじんは普通の人参に比べて甘みが強いのが特徴です。生で食べても美味しいのですが、加熱すると更に甘みが増して、まるでさつまいもみたいという感想が聞かれます。
管理人も素揚げを作って食べましたが、確かに甘くてほくほくしてて人参食べてる感じではなかったです。美味しかった♪
皮をむき、1㎝の輪切りにした大塚人参を低温(160℃くらい)の揚げ油で、薄く揚げ色がつっくまでゆっくりと揚げる。⇒お好みで軽く塩をふる。
以上です。カンタンで美味しいのでおすすめです。
大塚にんじん収穫祭の公式サイトで紹介されているレシピは以下の通り。
※材料(5人分)
米3カップ /人参300g/ごぼう100g/干し椎茸3枚/油揚げ2枚
醤油大さじ2.5/酒大さじ2/塩小さじ1
※作り方
-
米をといで普通のごはんより控えめの水に30分浸す。椎茸は水にもどす。ごぼうは薄いささがきにして水にさらしてあく抜きする。
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人参、椎茸、油揚げはせん切りにする。
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醤油、酒、塩、だしを浸してある米の中に入れてかき混ぜ、その上に2.の材料とあく抜きした、ささがきごぼうを入れて炊きあげる。
※材料(5人分)
ニンジン 100g/ちりめんじゃこ50g/ししとう10本/米5カップ/ごま油大さじ1/塩少々
※作り方
-
米は炊く30分前に洗い、水を切っておく。
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水を加減して普通のご飯より少し固めに炊く。
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ニンジンはきれいに洗い、皮をむかないで、細かいみじん切りにする。ちりめんじゃこも大きかったら包丁をいれる。
-
ししとうは、小口切りにして塩もみし、水気をぎゅっと絞っておく。
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フライパンにごま油を引き、ちりめんじゃこ、ニンジンの順に炒める。途中、塩を加えさらに炒める。
-
ボウルにごはん、5.とししとうを入れ、よく混ぜ合わせおにぎりにする。
※材料(5人分)
人参200g/葉ねぎ100g/大根100g/カチリ50g
塩少々/小麦粉1カップ強/卵黄1個分/揚げ油適量
※作り方
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にんじん、大根はせん切り、葉ねぎは斜め切りにする。
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卵黄と冷水(約150㏄)を合わせ、塩少々を加えて小麦粉をさっくり混ぜ合わせ、ころもをつくる。
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ころもの中に人参、葉ねぎ、大根、かちりを入れてなじむようにかき混ぜ、しゃもじの上に1個分をとって形を整え、中温に熱した揚げ油に入れてからりと揚げる。
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よく油を切って盛りつける。
大塚にんじんを使ったレシピ紹介、第二弾!!山梨県市川三郷町大塚地区の肥沃な土壌で育った大塚にんじん使った筑前煮となますを作りました。大塚にんじんは、一般的なにんじんに比べ、色鮮やかで甘みのあるのが特徴です。冬の食卓を彩る一皿に最適ですよ。 pic.twitter.com/nHDd3D5Yj3
— 山梨県庁 (@yamanashipref) January 4, 2018
大塚にんじんのジュースやドレッシング
ニンジンはジュースに入れても美味しいですよね。取り寄せた大塚にんじんをジュースにすると、すぐなくなってしまうんで・・・ジュースがないか探してみたところ、ありました!
100%大塚にんじんを味わえる!なんとも贅沢な人参ジュースです。これは飲んでみたいですね。
大塚にんじんを使ったドレッシングもありました!シンプルなサラダとの相性がよさそうだし、大塚にんじんをたっぷり味わえるのも◎